コロナ 衣類乾燥除湿機「WHシリーズ」は、2022年3月から販売が開始された新しいシリーズです。
この「WHシリーズ」は、コロナのこれまでの「Hシリーズ」と同様の大容量タイプですが、「Hシリーズ」には無かった新機能を搭載した、さらに進化したシリーズであるといえます。
その進化ポイントの中でも大きなものが、
- 衣類乾燥スピードのアップ
- 熱交換器洗浄機能を新搭載
の2つです。
では、この「WHシリーズ」の進化ポイントを詳しくみていきましょう。
「WHシリーズ」の衣類乾燥スピード
「WHシリーズ」には新設計の「速乾ダブルルーバー」が搭載されており、これにより衣類乾燥スピードもアップしています。
では、どのくらいアップしているのかを、「WHシリーズ」の18Lタイプ「CD-WH1823」と「Hシリーズ」の18Lタイプ「BD-H1823」で比べてみましょう。
<洗濯物2㎏を乾燥させるのに要する時間>
- CD-WH1823:約58分
- BD-H1823:約62分
というわけで、その差は約4分ですが「CD-WH1823」の方が衣類乾燥スピードはアップしています。
これは「速乾ダブルルーバー」によって送風エリアが拡大されているからです。(奥行が約40%拡大)
「速乾ダブルルーバー」のもう一つの効果
「WHシリーズ」に搭載されている「速乾ダブルルーバー」は、様々な方向から風を当てることにより、洗濯物の繊維を立ち上げながら乾燥ができます。
特にタオルの乾燥後のふんわり感は、自然乾燥と比べて約30%アップします。
つまり、タオルを何回洗濯しても、新品のようなふんわり感が長続きするということです。
これは単に乾燥スピードがアップしたことよりも嬉しいことかも知れませんね。
熱交換器洗浄機能を新搭載!
一般的に除湿機は使用する度に内部の熱交換器に汚れが付着してきます。
そして、これが性能の低下や気になるニオイの発生の原因となるわけです。
「WHシリーズ」ではこうした問題に対処するため、熱交換器を洗浄できる機能が新たに搭載されています。
その洗浄方法は非常に簡単であり、コップ1杯の水を背面にある注水口に注ぎ、レバーを引いて水を流すだけです。
「WHシリーズ」の熱交換器に使用されているアルミフィンには、汚れが落ちやすい「抗菌・防カビクリアフィンコート」が採用されているため、水で簡単に汚れを洗い流すことができるというわけです。
この機能により、「WHシリーズ」は熱交換器の汚れによる性能低下や嫌なニオイの発生を抑えることができます。
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「WHシリーズ」の除湿能力
「WHシリーズ」の「CD-WH1823」と「Hシリーズ」の「BD-H1823」は、いずれも18Lタイプであり、その除湿能力は「18L/日(60Hz)」と同じです。
したがって、その除湿可能面積の目安も同じです。
- プレハブおもに31畳(60Hz)
- 木造23~鉄筋45畳(60Hz)
ただし、「CD-WH1823」と「BD-H1823」ではタンク容量が異なるため、その連続運転時間に差が出てきます。
<CD-WH1823>
- タンク容量:5.5L
- 連続運転時間:約7.3時間
<BD-H1823>
- タンク容量:4.5L
- 連続運転時間:約6時間
このように、「CD-WH1823」の方が、より長い時間の連続運転が出来るということです。
「WHシリーズ」2023年モデル
「WHシリーズ」の2023年モデルは、いずれも家電量販店モデルであり、
- CD-WH1823(18Lタイプ)
- CD-WH1223(12Lタイプ)
の2機種があります。
「CD-WH1223」は「BD-H1823」よりも除湿能力や衣類乾燥スピードが落ちるのでご注意下さい。
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「Hシリーズ」2023年モデル
「Hシリーズ」の2023年モデルには、家電量販店モデルと一般ルート・ホームセンターモデルがあります。
<家電量販店モデル>
- CD-H1023(10Lタイプ)
<一般ルート・ホームセンターモデル>
- BD-H1823(18Lタイプ)
- BD-H1023(10Lタイプ)
「WHシリーズ」の登場により、「Hシリーズ」は最上位機種ではなくなりましたが、それでも高性能な衣類乾燥除湿機であることには間違いありません。
価格的にも「WHシリーズ」よりは安いので、「Hシリーズ」を選んでもきっと満足できると思います。
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