コロナの「どこでもクーラー」は冷風機能の付いた衣類乾燥除湿機であり、衣類乾燥や除湿の他にスポット冷房としても使えるというメリットがあります。
この「どこでもクーラー」の2022年モデルには
- CDM-1422
- CDM-1022
- CDM-F1022
の3種類があります。
「CDM-1422」と「CDM-1022」の違いは除湿能力であり、同じ除湿能力を持つ「CDM-1022」と「CDM-F1022」では、若干の仕様の違いがあります。
では、それぞれの違いについて、詳しく見ていくことにしましょう。
<関連記事>どこでもクーラー CDM-1423 CDM-1023 CDM-F1023の違い
「CDM-1422」と「CDM-1022」の違い
「CDM-1422」と「CDM-1022」では、以下のように除湿能力が異なります。
- CDM-1422 14L/日(60Hz)
- CDM-1022 10L/日(60Hz)
「CDM-1422」と「CDM-1022」の違いは基本的にはこれだけです。
なお、型番の数字の上2桁が、60Hz時の一日の除湿能力を表しています。
また、それぞれの除湿能力の違いにより、その除湿可能面積の目安も以下のように違ってきます。
<CDM-1422>
- 木造15~鉄筋30畳(50Hz)
- 木造18~鉄筋35畳(60Hz)
<CDM-1022>
- 木造11~鉄筋23畳(50Hz)
- 木造13~鉄筋25畳(60Hz)
基本的には、使用する部屋の広さに合ったモデルを選ぶのが妥当なところでしょう。
除湿能力の差と冷風温度の違い
「どこでもクーラー」には冷風機能がありますが、その冷風の温度は除湿能力によって多少違います。
60Hz時、室温27℃、湿度60%での、室温と冷風の最大吹出温度差は以下のようになります。
- CDM-1422 -11℃
- CDM-1022 -10℃
というわけで、その差は僅か「1℃」ですが、「少しでも涼しい方がイイ!」という方には「CDM-1422」がオススメです。
「CDM-1022」と「CDM-F1022」の違い
「CDM-1022」と「CDM-F1022」は除湿能力が同じであるため、除湿可能面積の目安や冷風の温度などは全く同じです。
ただ、「CDM-F1022」のフィルターには「除菌・脱臭シート」が付いているところが違います。
この「除菌・脱臭シート」は上位機種の「CDM-1422」にも付いていません。
よって、「CDM-F1022」だけがちょっと特殊なモデルだといえます。
なお、この「CDM-F1022」は「家電量販店モデル」です。
コロナ どこでもクーラーの価格
コロナの製品情報サイトでは、「どこでもクーラー」の本体希望小売小売価格は次のようになっています。
- CDM-1422 84,480円
- CDM-1022 76,780円
- CDM-F1022 80,080円
(いずれも税込価格)
ただ、楽天市場などでの販売価格はこれらに比べてかなり安くなっています。
というわけで、「どこでもクーラー」を購入するなら、楽天市場などのネット通販サイトを利用するのがお得です!
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「どこでもクーラー」使用上の注意
コロナ「どこでもクーラー」を、衣類乾燥や単なる除湿機として使う場合には特に問題はありませんが、冷房機器として使う場合には少し注意が必要です。
この「どこでもクーラー」は本体前面から冷風が吹き出しますが、その時背面からは温風が出ます。
したがって、閉め切った室内で使用した場合、室内の温度は徐々に上昇していきます。
これを避けるためには、背面側のドアや窓を開放するか、同梱されている排熱ダクトを使って、窓やドアなどから温風を部屋の外に出す必要があります。
要するに、室内全体を冷やすことは難しいということです。
ただし、別売りのダクトパネルを窓などに取り付けて、そこに排熱ダクトをセットすれば、窓用エアコンを設置したのと同じような室内空間を作れます。
でも、そこまでやるのはちょっと面倒かも知れませんね。
ということで、あくまでも「どこでもクーラー」は簡易的なスポット冷房機器であることをお忘れなく。
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