パナソニック 衣類乾燥除湿機の2022年モデルの内、デシカント方式のものは以下の2機種です。
- F-YZVXJ60
- F-YZVX60
この2機種はいずれも軽量でコンパクトなモデルであり、除湿能力も全く同じです。
ただ、本体の形状がかなり異なっており、これが決定的な違いを生み出しています。
その決定的な違いとは「省スペース」です。
F-YZVXJ60の持つメリットとは?
「F-YZVX60」はごく普通の形状をしたベーシックタイプのモデルです。
それに対して「F-YZVXJ60」は、高さがかなり低く設計されています。
両機種のサイズは以下の通りです。
- F-YZVXJ60 高さ33.5×幅43.6×奥行17.7cm
- F-YZVX60 高さ45.9×幅17.8×奥行35.7cm
このように背の低い「F-YZVXJ60」は、部屋干しの洗濯物の真下に置いて乾燥させることが可能となります。
つまり、洗濯物を干すスペースに除湿機がスッポリと納まってしまうということであり、これにより余計なスペースが取られることなく衣類の乾燥ができるということです。
部屋が狭くて除湿機を置く場所に困っているという方も多いかと思いますが、背の低い「F-YZVXJ60」があればそんな問題も一挙に解決です!
ナノイーとナノイーXの違い
「ナノイー」とは除菌や消臭効果を持つパナソニック独自の技術であり、「F-YZVXJ60」にも「F-YZVX60」にもこの「ナノイー」が搭載されています。
ただし、そのグレードは違います。
- F-YZVXJ60 ナノイーX(エックス)
- F-YZVX60 ナノイー
「ナノイーX」は最初に開発された「ナノイー」をグレードアップしたもので、当然その効果は「ナノイー」よりも優れています。
具体的には、洗濯物の部屋干し臭を消臭するスピードは、「ナノイー」よりも「ナノイーX」の方が10倍速くなります。
よって、より効果的に脱臭や除菌をしたいという方は、「ナノイーX」を搭載した「F-YZVXJ60」を選んだ方が良いでしょう。
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F-YZVXJ60とF-YZVX60の除湿能力と機能
「F-YZVXJ60」と「F-YZVX60」の除湿能力は全く同じです。
<定格除湿能力>
- 50Hz:5.4L/日
- 60Hz:5.6L/日
<除湿可能面積の目安>
- 木造:7畳
- プレハブ:11畳
- 鉄筋:14畳
タンク容量は約2Lと同じであり、重量も約6kgと同じです。
ルーバーの仕様や運転モードなどには多少異なるところもありますが、それほど大きな差はありません。
結語
「F-YZVXJ60」と「F-YZVX60」の大きな違いは次の2点です。
- F-YZVXJ60は省スペースで衣類乾燥できる
- F-YZVXJ60はナノイーX搭載
つまり、「F-YZVXJ60」の方が優秀であるといえますが、販売価格は「F-YZVX60」の方が安いです。
よって、部屋の狭い方は洗濯物の真下に置ける「F-YZVXJ60」を、部屋の広さに余裕がある方は価格の安い「F-YZVX60」を選ぶと良いかと思います。
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