パナソニック衣類乾燥除湿機の2022年モデルのうち、大容量タイプは以下の2機種です。
- F-YHVX200
- F-YHVX120
いずれもハイブリッド式の除湿機で、最上グレードのナノイーXを搭載しており、機能的にもほぼ同じです。
ただ、除湿能力は「F-YHVX200」の方がかなり高いです。
F-YHVX200とF-YHVX120の除湿能力の違い
「F-YHVX200」と「F-YHVX120」の除湿能力は以下の通りです。
<定格除湿能力>
- F-YHVX200 15L/日(50Hz):17L/日(60Hz)
- F-YHVX120 9L/日(50Hz):10L/日(60Hz)
*除湿・強モード時で、室温27℃、相対湿度60%を維持した時の1日あたりの除湿量です。
<最大除湿能力>
- F-YHVX200 18L/日(50Hz):20L/日(60Hz)
- F-YHVX120 11.5L/日(50Hz):12.5L/日(60Hz)
*衣類乾燥・速乾モード時で、室温27℃、相対湿度60%を維持した時の1日あたりの除湿量です。
このように両者の除湿能力はかなり違いますので、その除湿可能面積の目安もかなり差が出てきます。
<F-YHVX200>
- 木造 19畳(50Hz):21畳(60Hz)
- 鉄筋 38畳(50Hz):43畳(60Hz)
<F-YHVX120>
- 木造 11畳(50Hz):13畳(60Hz)
- 鉄筋 23畳(50Hz):25畳(60Hz)
衣類乾燥スピードの違い
「F-YHVX200」と「F-YHVX120」とでは除湿能力が違うため、それぞれの衣類乾燥スピードも当然異なってきます。
約2kg相当の洗濯物を乾かすのに要する時間は、
- F-YHVX200 約58分
- F-YHVX120 約75分
となっています。
というわけで、できるだけ速く洗濯物を乾かしたい!という方は、「F-YHVX200」を選んだ方が良いかも知れませんね。
F-YHVX200とF-YHVX120の除湿モード
「F-YHVX200」と「F-YHVX120」には、以下の様な様々な除湿モードが搭載されています。
- 衣類ケアモード
- クローゼットケアモード
- 部屋ケアモード
- ケアキープモード
ただし、「F-YHVX200」にのみ搭載されているモードもあります。
それが「まるごとモード」です。
まるごとモードとは?
「まるごとモード」とは、湿度を自動調整して、低めの約40%以下をキープするものです。
これにより、ソファーやラグなどの布製品や、畳などの湿気をまとめて取り除くことが出来ます。
まとめ
パナソニック衣類乾燥除湿機の2022年モデル「F-YHVX200」と「F-YHVX120」との大きな違いは次の2点です。
- 「F-YHVX200」の方が除湿能力が高く、衣類乾燥スピードも速い。
- 「F-YHVX200」には「まるごとモード」がある。
上記の2点のうち、やはり気になるのは「衣類乾燥スピードが速い」ということでしょうね。
この点に魅力を感じる方は「F-YHVX200」を選ぶと良いでしょう。
一方、そこまでパワフルな除湿能力は必要ないし、衣類乾燥スピードもそこそこ速ければ良いという方は「F-YHVX120」でイイんじゃないかと思います。
梅雨の時期や住宅事情などで洗濯物を部屋干しするケースが多いという方にとって、衣類乾燥除湿機は強い味方となるはずです。
特に家族が多く洗濯物の量も多いという方には、パナソニックの大容量タイプの衣類乾燥除湿機がオススメです。
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