シャープの「CV-P180」と「CV-P120」は、いずれも2022年製のコンプレッサー式の衣類乾燥除湿機です。
両機種の位置づけとしては、
- CV-P180 ハイパワータイプ
- CV-P120 スタンダードタイプ
となっているので、実際の洗濯物の量に対応できる機種を選ぶのが妥当なところですね。
CV-P180とCV-P120の除湿能力の違い
「CV-P180」と「CV-P120」の除湿能力は次の通りです。
<定格除湿能力>
- CV-P180 16L/日(50Hz):18L/日(60Hz)
- CV-P120 11L/日(50Hz):12L/日(60Hz)
*除湿・強運転時で、室温27℃、相対湿度60%を維持した時の1日あたりの除湿量です。
そして、それぞれの除湿可能面積の目安は次の通りです。
<CV-P180>
- 木造 20畳(50Hz):23畳(60Hz)
- 鉄筋 40畳(50Hz):45畳(60Hz)
<CV-P120>
- 木造 14畳(50Hz):15畳(60Hz)
- 鉄筋 28畳(50Hz):30畳(60Hz)
衣類乾燥時間の違い
それぞれの約2kg相当の洗濯物を乾かすのに要する時間は、
- CV-P180 約80分
- CV-P120 約100分
となっています。
その差は約20分ですが、少しでも早く洗濯物を乾かしたい!という方は「CV-P180」を選んだ方が良いかも知れませんね。
CV-P180とCV-P120の電気代比較
「CV-P180」の方が除湿能力が高く衣類乾燥スピードも速いですが、その分消費電力も上がるため、その電気代も余計にかかります。
それぞれの1時間あたりの電気代目安は以下の通りです。
<CV-P180>
- 衣類乾燥 約9.3円(50Hz):約10円(60Hz)
- 除湿 約8.8円(50Hz):約10円(60Hz)
<CV-P120>
- 衣類乾燥 約7.4円(50Hz):約8.2円(60Hz)
- 除湿 約7.2円(50Hz):約7.8円(60Hz)
それほど極端に違うというわけではありませんが、なるべく電気代を抑えたい!という方は「CV-P120」の方が良いかも知れません。
衣類乾燥時の運転音について
運転音に関しては、パワーが劣る分「CV-P120」の方が静かです。
<除湿時の運転音(50Hz時)>
- CV-P180 強 43dB:弱 39dB
- CV-P120 強 36dB:弱 34dB
ただし、衣類乾燥「強」モードの時は、両機種とも運転音が大きくなります。
<衣類乾燥時の運転音(50Hz時)>
- CV-P180 強 52dB:弱 39dB
- CV-P120 強 49dB:弱 36dB
洗濯物を早く乾かしたい時は「強」を使うケースが多いと思われますが、その運転音は普段よりも大きくなることを理解しておくべきでしょう。
タイマーの違い
「CV-P180」も「CV-P120」も、ほとんど同じような機能を備えています。
ただし、タイマーの仕様だけは異なります。
「CV-P180」は「入・切タイマー」で、「1~12時間」で設定が出来ます。
一方の「CV-P120」は「切タイマー」のみであり、「2/4/6時間」での設定になります。
というわけで、タイマー機能は「CV-P180」の方が優れています。
まとめ
「CV-P180」と「CV-P120」の違いは除湿能力であり、それに付随して衣類乾燥スピードも違います。
機能的にはタイマーの仕様が違うことぐらいですので、結局はどの程度のパワーが必要かが、選択の基準となりそうです。
そして、電気代や運転音なども考慮しつつ、貴方のニーズにピッタリな方のモデルを選ぶと良いでしょう。
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