アイリスオーヤマのメカ式のタワーファンには「TWF-M73」と「TWF-D82T」の2機種があります。
いずれも機能はシンプルであり、リモコンも付いていません。
よって、この2機種は「リモコンは要らない」という方たちに人気があります。
では、「TWF-M73」と「TWF-D82T」ではどっちがイイのか?
実はそれぞれ一長一短があるので、人によって好みは分かれそうです。
TWF-M73とTWF-D82Tのサイズ
「TWF-M73」と「TWF-D82T」では、「TWF-D82T」の方がサイズが大きいです。
両機種のサイズは以下の通りです。
- TFW-M73:高さ77cm×直径24.5cm
- TWF-D82T:高さ80.3cm×直径26cm
そして、「TWF-D82T」の方が背が高いため、送風口のサイズも以下のように長くなります。
- TFW-M73:41.5cm×6cm
- TWF-D82T:52cm×5.4cm
つまり、風の当たる範囲は単純に「TWF-D82T」の方が広いということになります。
ちなみに重量は
- TFW-M73:3.0kg
- TWF-D82T:3.6kg
となっています。
TWF-D82Tの方が風が強い!
「TWF-M73」も「TWF-D82T」も、風量を「弱・中・強」の3段階で切り換えできます。
ただし、風の強さは同じではありません。
両機種の「強」の時風の到達距離、及び1m先の風速は次のようになります。
- TWF-M73:到達距離 約8m 風速 3.0m/s
- TWF-D82T:到達距離 約10m 風速 3.6m/s
よって、とにかく強い風を浴びたい!という方は「TWF-D82T」にした方が良いでしょう。
ただし、風の強さは音の大きさにも影響しますので、なるべく静かな方がイイ!という方は「TWF-M73」を選んだ方が良いかも知れません。
TWF-D82Tは「上下可動ルーバー」付き!
「TWF-D82T」には手動式の上下可動ルーバーが付いており、風向きを上下方向に変えられます。
また、ルーバーは上と下で独立しているので、それぞれ別の向きに変えることもできます。
一方「TWF-M73」には上下ルーバーがありません。
よって、風向きを自由に変えられるという点では「TWF-D82T」の方が優れているといえます。
TWF-M73は「切タイマー」付き!
「TWF-M73」には切タイマーが付いており、30~180分の間で設定できます。
一方「TWF-D82T」には切タイマーはありません。
就寝時に使用する場合は切タイマーがあった方が便利なのは明白です。
よって、就寝時にも使いたいという方は「TWF-M73」を選んだ方が良いでしょう。
首振り角度の違い
「TWF-M73」にも「TWF-D82T」にも、首振り機能が付いています。
ただし、その首振り角度はそれぞれ以下のように異なっています。
- TFW-M73:65度
- TWF-D82T:45度
首振り角度は両機種ともそれほど広くはありませんが、「TWF-D82T」の45度はちょっと狭すぎるんじゃないの?という感じです。
ただ、これは首振り機能が必要かどうか?ということに関わってくる問題であり、一人で使うのであれば全く関係ないともいえます。
このあたりは使用する人によって変わってくるでしょう。
TWF-M73とTWF-D82Tの通販情報
<アイリスプラザでの販売価格>
- TFW-M73:3,980円
- TWF-D82T:6,990円
ただし、アイリスプラザでは「TWF-M73」は在庫切れとなっています。
楽天市場ではまだ販売されていますが、その価格は少し高くなっています。
<楽天市場での最安値>
- TFW-M73:5,993円
- TWF-D82T:6,980円
*価格は2023年7月12日現在のものです。
以前は「TWF-M73」の方がかなり安く購入できましたが、現在では両者の価格差はあまりなくなって来ました。
まとめ
「TWF-M73」と「TWF-D82T」には、それぞれ優れている点と劣っている点があります。
<TWF-M73の良いところ>
- 切タイマーがある
- 首振り角度がやや大きい
<TWF-D82Tの良いところ>
- 風が強い
- 送風範囲が広い
- 上下可動ルーバーがある
ということで、上記のポイントを踏まえながら、貴方のニーズにピッタリな方を選ぶと良いでしょう。
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