アイリスオーヤマ「IPC-221N」と「IPP-2222G」は、ともに4.5~7畳に対応したスポットクーラーであり、その冷風能力も全く同じです。
ただ、機能面では「IPP-2222G」の方が様々な点で優れています。
一方、「ICP-221N」のメリットは価格が安いこと。
したがって、機能を重視するか価格を重視するかが判断の基準となりそうです。
IPC-221NとIPP-2222Gの機能と仕様の違い
「IPC-221N」も「IPP-2222G」も、「冷風」「除湿」「送風」の3つの運転モードがあり、その冷風能力も「2.0kW(50Hz)/2.2kW(60Hz)」と全く同じです。
よって、スポットクーラーとしての両者の基本性能はほぼ同等ですが、機能面ではかなりの部分で違いが出てきます。
では、それらを詳しくみていきましょう。
風量調節の仕様の違い
「IPC-221N」と「IPP-2222G」では、風量調節の仕様が若干異なります。
「IPC-221N」は「弱・中・強」の3段階、「IPP-2222G」は「弱・中・強・自動」の4段階となっています。
つまり、「自動」がある分「IPP-2222G」の方が優れているといえますが、はたして「自動」は本当に必要か?と問われると、「別に無くても構わない」と答える方も多そうです。
まあ、無いよりはあった方が良いという感じで、「自動」にそこまでのメリットは無いような気がしますね。
なお、「自動」は冷風時のみに使えます。
風向き調節の違い
「IPC-221N」も「IPP-2222G」も、ルーバーの向きを手動で調節できます。
ただし、「IPC-221N」は上下にしか風向きを変えられないのに対し、「IPP-2222G」は上下左右に変えられます。
よって、左右に風向きを変えたい場合に、「IPC-221N」と「IPP-2222G」では大きな差が出てきます。
この点では「IPP-2222G」の方が使い勝手が良いといえそうですね。
ON・OFFタイマーの違い
「IPC-221N」にも「IPP-2222G」にも、ON・OFFタイマーが付いていますが、その仕様は若干異なります。
タイマーの設定時間はいずれも最大24時間までですが、「IPC-221N」は1時間刻み、「IPP-2222G」は10時間までは30分刻み、10~24時間までは1時間刻みとなっています。
よって、「IPP-2222G」の方がより細かなタイマー設定が可能であるということです。
リモコンの仕様
「IPC-221N」も「IPP-2222G」もリモコン付きですが、その仕様は若干異なります。
「IPC-221N」のリモコンは単なるリモコンですが、「IPP-2222G」のリモコンにはチャイルドロック機能が付いています。
よって、小さなお子さんがいる家庭で使うのなら、チャイルドロック機能のある「IPP-2222G」の方が良いかも。
なお、このチャイルドロック機能はリモコンのボタンにロックがかかるものであり、製品本体にはロックはかかりませんのでご注意下さい。
おやすみ運転
「IPP-2222G」には「おやすみ運転」があります。
これは設定温度を徐々に緩めていくことで、快適な睡眠をサポートする機能です。
「IPC-221N」には「おやすみ運転」はありません。
内部洗浄機能
「IPP-2222G」には「内部洗浄機能」があります。
これは冷風と除湿の運転停止後に、しばらくの間ファンを回して内部の熱や湿気を飛ばし、本体内部を清潔に保つものです。
内部洗浄を行うことで、カビによる嫌なニオイやアレルギーなどのリスクを抑えることが出来ます。
こうした「内部洗浄機能」は「IPC-221N」にはありません。
ICP-221NとIPP-2222Gの価格と通販情報
楽天市場での「ICP-221N」と「IPP-2222G」の最安値は以下の通りです。(2022/08/15現在)
- ICP-221N 36,800円
- IPP-2222G 45,800円
今回の記事では両機種の機能や仕様の違いを紹介してきましたが、「やっぱり安い方がイイ!」という方も多いはず。
まあ、このあたりは人それぞれですので、貴方の気に入った方の機種を選ぶと良いかと思います。
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