デロンギ オイルヒーター ベルカルドとユニカルドの違い

ベルカルド オイルヒーター

デロンギの「ベルカルド オイルヒーター」は、デロンギ オイルヒーターの中の最上位モデルです。

そして、その次にグレードの高いモデルが「ユニカルド オイルヒーター」です。

この「ベルカルド オイルヒーター」と「ユニカルド オイルヒーター」の違いは以下の通りです。

  • 安全性
  • タイマーの仕様
  • コードホルダーの仕様

当然ながら最上位モデル「ベルカルド オイルヒーター」の方が安全性が高く、より細やかなタイマーの設定が可能です。

そして、デザイン性も「ベルカルド オイルヒーター」の方が高いといえます。

では、これら点について両機種にどの程度の差があるのかを見ていきましょう。

ベルカルドとユニカルドの安全性の違い

「ベルカルド オイルヒーター」と「ユニカルド オイルヒーター」に共通の安全機構は以下の通りです。

  • 平均表面温度約60℃でやけどしにくい
  • 側面のすきまに指が入らない構造
  • チャイルドロック
  • 安全プラグが異常過熱(約80℃以上)した時に作動し、ヒーターの電源を切る

「ユニカルド オイルヒーター」の安全機構はここまでですが、「ベルカルド オイルヒーター」にはさらに次の2点が追加されます。

  • メッシュ構造
  • キャスターロック

というわけで、「ベルカルドオイルヒーター」の方がより安全性は高いといえます。

メッシュ構造とキャスターロックについて

「ベルカルド オイルヒーター」の本体上部の暖気立ち上がり部分にはメッシュが施されています。

これにより、こどもがそこに指を入れたり、オモチャなどを入れるなどの事故を防ぐことができます。

また、「ベルカルド オイルヒーター」のキャスターには手動式のロックが付いており、製品本体を固定できます。

よって、小さなこどものいる家庭でも安心して使用できます。

24時間タイマーの仕様の違い

「ベルカルド」にも「ユニカルド」にも「24時間タイマー」が搭載されています。

ただし、その仕様は両者では少し異なっています。

「ユニカルド」のタイマー仕様

「ユニカルド」の24時間タイマーにおける運転モードは「ON」か「OFF」です。

よって、1日24時間を、運転状態「ON」と停止状態「OFF」の時間帯に設定することができます。

一般的な設定は、在宅時は「ON」出勤時、就寝時は「OFF」でしょうね。

なお、「ON」時の温度は10~28℃まで設定でき、「OFF」でも運転停止以外に5℃、10~28℃までの設定ができます。

これを利用すると、就寝時も温度を抑えた運転が可能になります。

ただし、こうなると24時間稼働しっぱなしになるので、経済的ではありませんし、あまり現実的ではないでしょうね。

「ベルカルド」のタイマー仕様

「ベルカルド」の24時間タイマーにおける運転モードは、「ON」「OFF」の2種類ではなく、「在宅中」「外出中」「就寝中」の3種類です。

これが意味するのは、1日24時間を「暖房運転」「弱暖房運転」「運転停止」の3つに設定できるということです。

すなわち、在宅時は通常の「暖房運転」、出勤時は「運転停止」、就寝時は「弱暖房運転」にすることが可能です。

例えば、夜中も寒いので就寝中も少し弱めの温度で運転したいという場合、「ユニカルド」ではかなり不経済な結果となりますが、「ベルカルド」なら何の問題もなく実現できるということです。

こうした就寝時は「弱運転」、出勤時は「完全停止」という使い方をしたい方は「ベルカルド オイルヒーター」を選んだ方がストレスなく過ごせるでしょう。

コードホルダーの仕様の違い

「ベルカルド」も「ユニカルド」も、本体前面下部にコードホルダーがあります。

「ベルカルド」のコードホルダーには「ふた」がありますが、「ユニカルド」にはありません。

よって、見た目の美しさは「ベルカルド」の方が断然イイです。

これは暖房性能とは直接関係はありませんが、見た目の美しさも重視するという方にとっては大きなポイントになるかも知れませんね。

「ベルカルド」と「ユニカルド」の基本仕様比較

「ベルカルド オイルヒーター」には1500Wモデルしかありませんが、「ユニカルド オイルヒーター」には1500Wモデルと1200Wモデルがあります。

これらの基本仕様は以下の通りです。

 

<ベルカルド オイルヒーター RHJ75V0915>

ベルカルド オイルヒーター

  • サイズ 長さ535×幅300×高さ680mm
  • 本体重量 16.5kg
  • 消費電力 1500W
  • 電力切替 強1500/中900/弱600
  • 広さの目安 10~13畳
  • 待機電力 約2.0W
  • コードの長さ 2.5m

 

<ユニカルド オイルヒーター RHJ65L0915>

ユニカルド オイルヒーター

  • サイズ 長さ560×幅300×高さ680mm
  • 本体重量 16.5kg
  • 消費電力 1500W
  • 電力切替 強1500/中900/弱600
  • 広さの目安 10~13畳
  • 待機電力 約0.7W
  • コードの長さ 2.3m

 

<ユニカルド オイルヒーター RHJ65L0712>

ユニカルド オイルヒーター

  • サイズ 長さ475×幅300×高さ680mm
  • 本体重量 13.5kg
  • 消費電力 1200W
  • 電力切替 強1200/中700/弱500
  • 広さの目安 8~10畳
  • 待機電力 約0.7W
  • コードの長さ 2.3m

 

ここで分かることは、「ベルカルド」と「ユニカルド」の1500Wモデルだと、サイズ、重量、暖房能力はほとんど変わらないということです。

よって、「ユニカルド」の安全性とタイマーの仕様で十分!という方は、価格の安い「ユニカルド」の1500Wモデルを選んだ方が得策でしょうね。

なお、コードの長さは「ベルカルド」の方が少し長く、待機電力は「ユニカルド」の方が小さいです。

総括

「ベルカルド オイルヒーター」は「ユニカルド オイルヒーター」よりも次の点で優れています。

  • 安全性が高い
  • タイマー設定がより細やか
  • デザイン性が高い

こうした点を重視するなら「ベルカルド オイルヒーター RHJ75V0915」を選ぶと良いでしょう。

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ただ、暖房能力だけをみると「ベルカルド RHJ75V0915」と「ユニカルド RHJ65L0915」に差はありません。

よって、安全性、タイマー仕様、デザイン性にそこまでこだわりが無ければ、価格的に少し安い「ユニカルド RHJ65L0915」を選んでも良いかと思います。

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そして、あまり広くない部屋で使うならば、さらに価格の安い1200Wモデルの「ユニカルド RHJ65L0712」を選んだ方が得策かも知れませんね。

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