日立の衣類スチーマー「CSI-RX50」は、このシリーズの4代目となるモデルです。
3代目モデルの前機種「CSI-RX3」は、2代目「CSI-RX2」よりもタンク容量が少し増えて、その連続スチーム時間が少し長くなったモデルでした。
ただ、実際にはタンク容量は約10mL増えて約80mL、連続スチーム時間は約30秒延びて約5分30秒と、その差は僅かなものでした。
4代目「CSI-RX50」もタンク容量がアップしたモデルですが、今回のアップ量は約50mLとかなり増えています。
そして、当然ながらその連続スチーム時間もかなり増えています。
CSI-RX50のタンク容量と連続スチーム時間
「CSI-RX3」のタンク容量は約80mLですが、「CSI-RX50」のタンク容量は約130mLに増えています。
そして、その連続スチーム時間も
- CSI-RX3 約5分30秒
- CSI-RX50 約9分
と、約3分30秒も延びています。
まあ、「5分30秒」から「9分」ですから、ほぼ2倍近く延びたことになります。
この差はかなり大きいといえますね。
これなら水の残量を気にすることなく、思いっきり衣類スチーマーを使えそうです。
CSI-RX50のサイズと重さ
タンク容量が増えたとなると、サイズや重量も増えたのでは?と思うでしょうね。
確かに「CSI-RX50」のサイズは若干大きくなります。
<本体のみのサイズ>
- CSI-RX50:幅180×奥行85×高さ130mm
- CSI-RX3:幅175×奥行85×高さ125mm
でも、これぐらいなら許容範囲でしょう。
次に重さですが、本体のみの重さはいずれも「約690g」となっています。
つまり、満水時だと約50mL分「CSI-RX50」の方が重くなるということでしょう。
ちなみに、約50mL=約50gです。
CSI-RX50の平均スチーム量
「CSI-RX50」の平均スチーム量は「CSI-RX3」より若干増えています。
- CSI-RX3 約13g/分
- CSI-RX50 約14g/分
その差は僅か1gですが、まあスチーム量が増えるに越したことはありませんね。
CSI-RX50のカラーは1色のみ
前機種「CSI-RX3」には
- CSI-RX3(W) ホワイト
- CSI-RX3(B) オニキスブラック
の2色がありましたが、
今回の「CSI-RX50」は
- CSI-RX50(W) オフホワイト
のみとなっています。
このシリーズでは、これまではホワイトと別色との2色展開が通例となっていましたが、今回は1色だけなので逆に迷わないで済むかも知れませんね。
CSI-RX50とCSI-RX3の共通機能
ここまで述べたこと以外の仕様や機能は、「CSI-RX50」も「CSI-RX3」もほぼ同じです。
スチームの温度は使用する素材に合わせて「高温(約170℃)」と「中温(約135℃)」の2種類から選べます。
アイロン時の温度調節は「高・中・低」の3段階です。
立ち上がり時間は30秒で、約10分のオートオフ機能付きです。
そして、1分間のワンプッシュ連続スチームもできます。
総括
日立 衣類スチーマーの4代目「CSI-RX50」は、このシリーズでは最大のタンク容量と最長の連続スチーム時間を誇るモデルです。
ここまで少しづつ進化してきたこのシリーズも、ここに来て一気にパワーアップした感があります。
衣類スチーマーを初めて買う人も、これまでの衣類スチーマーに不満がある人も、この日立「CSI-RX50」であればきっと満足できるのではないでしょうか。