パナソニック衣類スチーマー「NI-FS790」は、大容量タイプの2023年モデルであり、同シリーズの2022年モデル「NI-FS780」の後継機種となります。
この「NI-FS790」と「NI-FS780」の大きな違いはスチーム量であり、「NI-FS790」のスチーム量は「NI-FS780」より約36%アップしています。
この他にも細かい違いはありますが、よりパワフルな衣類スチーマーが欲しい!という方は、2023年モデルの「NI-FS790」を選ぶと良いでしょう。
NI-FS790とNI-FS780のスチーム量の違い
「NI-FS790」も「NI-FS780」もスチームの温度は2段階で設定できます。
その時の両機種の平均スチーム量は以下の通りです。
<NI-FS790>
- HIGH時:約15g/分
- MED時:約9g/分
<NI-FS780>
- 高温時:約11g/分
- 中温時:約9g/分
つまり、高温(HIGH)時のスチーム量が両者では大きく違うということです。
なお、「NI-FS780」は「高」「中」という表記でしたが、「NI-FS790」では「HIGH」「MED」に変わっています。
「瞬間4倍パワフルスチーム」の有無
2022年モデルの「NI-FS780」には「瞬間4倍パワフルスチーム」という機能があり、これを使えば最大約14g/分のスチームを出すことができました。
ただし、このスチームはあくまでも瞬間的なものであり、1回ごとに約10秒のスタンバイ時間が必要となります。
まあ、ここぞ!という時に使う感じの機能です。
これに対し、2023年モデルの「NI-FS790」には「瞬間4倍パワフルスチーム」はありません。
何故か?というと必要ないからです。
「NI-FS790」のHIGH時の平均スチーム量は約15g/分であり、「瞬間4倍パワフルスチーム」の最大スチーム量約14g/分を上回っています。
しかも、こちらは瞬間的ではなく持続的なスチームです。
こうしてみると、「NI-FS790」の方がかなりパワフルな衣類スチーマーであることが分かると思います。
スチームの持続時間について
「NI-FS790」も「NI-FS780」もタンク容量は約115mLと同じです。
となると、スチーム量が多い方が水は早く無くなります。
両者の高温(HIGH)時の連続使用時間は以下の通りです。
- NI-FS790:約7分
- NI-FS780:約10分
つまり、「NI-FS790」の方がパワフルなスチームが出ますが、その持続時間は「NI-FS780」よりも短くなるということです。
でも、約7分間パワフルなスチームが持続するのであれば、まあOKなんじゃないでしょうか?
なお、MED時の連続使用時間は約11分30秒です。
本体カラーの違い
2022年モデル「NI-FS780」の本体カラーは
- NI-FS780-C アイボリー
- NI-FS780-H カームグレー
の2色でした。
これに対し、2023年モデル「NI-FS790」では
- NI-FS790-C ベージュ
- NI-FS790-K カームブラック
の2色になっています。
いずれも白系と黒系の2色なので、ここには大きな違いは無いといえそうですね。
NI-FS790とNI-FS780の共通仕様
ここまで述べてきたこと以外の仕様は、「NI-FS790」も「NI-FS780」もほぼ同じです。
<共通仕様>
- 立ち上がり時間:約19秒
- 360度パワフルスチーム
- 3段階温度調節(アイロン)
- 自動ヒーターオフ
- 抗菌ハンドル
- 本体寸法:幅80×奥行165×高さ130mm
- 本体質量:約690g
- 注水量:約115ml
- 電源コード長:約2.5m
総括
2023年モデル「NI-FS790」は2022年モデル「NI-FS780」よりもスチーム量が増え、明らかにパワフルになっています。
その反面、スチーム持続時間は多少短くなっていますが、ここはあまり問題にはならないかと思われます。
気になるのはそのお値段ですが、楽天市場の現在の最安値は
- NI-FS790-C 13,640円
- NI-FS790-K 13,640円
- NI-FS780-C 14,935円
- NI-FS780-H 16,000円
となっています。(2023/06/11現在)
というわけで「NI-FS790」の方が安いです。
よって、これからパナソニックの衣類スチーマーを購入するなら、2023年モデル「NI-FS790」がオススメです。
