コロナの「どこでもクーラー」は、一台でスポット冷風、衣類乾燥、除湿の3役をこなす便利な製品です。
その2023年モデルには
- CDM-1423
- CDM-1023
- CDM-F1023
の3機種があります。
この3機種はその除湿能力により2つのタイプに分けられます。
また、「CDM-F1023」だけは他2機種と若干仕様が異なっています。
どこでもクーラー3機種の除湿能力の違い
「どこでもクーラー」3機種の除湿能力は以下の通りです。
- CDM-1423 14L/日(60Hz)
- CDM-1023 10L/日(60Hz)
- CDM-F1023 10L/日(60Hz)
そして、その除湿可能面積の目安は以下の通りです。
<CDM-1423>
- 木造15~鉄筋30畳(50Hz)
- 木造18~鉄筋35畳(60Hz)
<CDM-1023 CDM-F1023>
- 木造11~鉄筋23畳(50Hz)
- 木造13~鉄筋25畳(60Hz)
つまり、除湿能力で見ると「どこでもクーラー」には2つのタイプがあるということです。
では、「CDM-1023」と「CDM-F1023」では何が違うのか?
CDM-1023とCDM-F1023の違い
「CDM-1023」と「CDM-F1023」の除湿能力は全く同じですが、「CDM-F1023」のフィルターには「除菌・脱臭シート」が付いているところが大きな違いです。
この「除菌・脱臭シート」は「CDM-1423」にも付いていませんので、「CDM-F1023」は特別仕様のモデルだといえます。
よって、「どこでもクーラー」を選ぶ際には、この「除菌・脱臭シート」の有無も大きな判断材料になりそうです。
なお、この「CDM-F1023」のみ「家電量販店モデル」となっています。
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どこでもクーラーの冷風温度の違い
「どこでもクーラー」には冷風機能があるため、簡易的に冷風で涼むことができます。
ただし、その冷風の温度はそれぞれの除湿能力によって多少の違いが生まれます。
60Hz時、室温27℃、湿度60%での、室温と冷風の最大吹出温度差は以下のようになります。
- CDM-1423 -11℃
- CDM-1023 -10℃
- CDM-F1023 -10℃
その差は1℃ですが、少しでも涼しい方がイイ!という方は「CDM-1423」を選んだ方が良いかも知れませんね。
どこでもクーラー使用上の注意点
コロナの「どこでもクーラー」は、衣類乾燥除湿機に冷風機能が付いた製品です。
ただし、この「どこでもクーラー」を冷房機器として使う場合にはある注意が必要です。
この製品は本体前面から冷風が吹き出しますが、その時背面からは温風が出ます。
よって、閉め切った室内で使用すると室内の温度は上昇します。
これを避けるためには、背面側のドアや窓を開放するか、同梱されている排熱ダクトを使って、窓やドアなどから温風を部屋の外に出す必要があります。
また、別売りのダクトパネルを窓などに取り付けて、そこに排熱ダクトをセットすれば、室内はさらに快適な空間になります。
ここまでするのは面倒!という方は、簡易的なスポット冷房として使用することをオススメします。
2023年モデルと型落ちモデルの違い
コロナの「どこでもクーラー」は毎年新しい型番の3機種が登場しますが、その仕様は従来のものと変わっていません。
例えば「CDM-1023」とその前年度モデル「CDM-1022」の仕様は同じです。
たいていの場合はその年に発売されたモデルよりも型落ちモデルの方が安いです。
よって、製造年にこだわらなければ型落ちモデルを選んだ方がお得かと思います。
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「どこでもクーラー」の製造年は型番の数字下2桁で分かります。
例えば「CDM-1022」は2022年モデル、「CDM-1021」は2021年モデルです。
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